2024年4月23日火曜日

学校と少年野球チームの違い

野球の練習に行くのは楽しいが

学校に行くのはあんまり楽しくない…

私も子供の頃そういう時期がありました

ウチの選手と私がよく話す中で

同じように感じている選手も数名います(たぶん、どこにでもいると思いますが)


ウチは現在、33の学校から選手が来ていますが

私がスカウティングして集めているわけではありません

単に野球が好きで、ウチに来てくれています


甲本ヒロト

学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?

という質問に対して、答えた話です。

「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」


「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。」


「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」


共感しかないです 私も小中学校はこういう場だと思います


だからこそ、少年野球チームというのはそうであってはいけないと思っています

学校との共通点はなるべく少なくしたい

そもそもマンガのドラえもんみたいに、近所の子の寄せ集めで野球チーム作るのは限界がある時代だし(少ないから、野球が好きでもないのにただ強引に集められた子もいたり)

近所だから気を使っているのか、全く必要ない大人の事情が入りまくってきます

学校生活でできた上下関係をそのまま野球チームに選手は持ち込んできますし

ウチのチームだと

好きなポジションに勝手に就いて、居場所を自分で作ればいいし

居場所がみつからなければ、自動的に投手だし笑

好きで集まってる同志なら友達になりやすいだろうし(別に必ずしも友達になることもないですし)

仲のいいやつとけんかすることもたまにあっていいと思っています

合わないと思った親子は、すぐにやめていってくれますし

「生きづらさ」を感じている(この先それを感じそうな)選手もすぐに見つけることができます

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